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16年ぶりにCL返り咲きのビルバオに感じる《ロマン》
昨シーズンのリーガで4位を確保したアスレティック・ビルバオは、今夏のプレーオフでイタリアの強豪ナポリを倒し16年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に戻ってきた。昨シーズンのレアル・ソシエダに続き2年連続でバスク地方、育成重視のクラブがCLに出場することは快挙といって過言ではないが、ビルバオの場合はレアル・ソシエダと異なり、依然としてバスク純血主義の哲学を貫いてのCL本大会出場だけにその価値はより高いと言ってもいいだろう。



しかしながら、今夏にアンデル・エレーラがマンチェスター・Uに移籍し、代役となるトップ下の選手を補強できなかったこともあり、リーガではここまで1勝4敗1分の16位に低迷しているエルネスト・バルベルデ監督は「攻撃面でのチャンスメイクに課題がある。トップ下のスタメンを毎試合入れ替えているということは適任者をまだ探しているということ」と述べている。



今のところスペイン代表キャッ......



【プロフィール】
小澤一郎(おざわ・いちろう)
サッカージャーナリスト(Periodista)。スペイン在住歴5年。主にスポナビ、クリニック、サッカー批評などで執筆中。著書に『スペインサッカーの神髄』(サッカー小僧新書)、『サッカー選手の正しい売り方』(カンゼン)。メルマガ「小澤一郎の『メルマガでしか書けないサッカーの話』」も好評配信中。

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