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FAが来季からプレミアリーグのEU外選手を半数に削減―――宮市にも影響か
FA(イングランドサッカー協会)のグレッグ・ダイク会長が、イングランド人選手に出場機会を与え、同国代表チームの活性化を図るため、英国政府の協力を得て来夏までにEU(欧州連合)外の選手に新たなビザの規定を設ける案を推進している。これが実現すれば、現在プレミアリーグに在籍するEU外の選手は半数に減少し、アーセナルからトゥウェンテに期限付き移籍中の日本人FW宮市亮も影響を受けることになる。



英国内務省が2008年に導入した「Governing Body Endorsement(GBE)=運営機関承認条項」は英国内の各スポーツを組織する協会が、EU国外の一流選手に対して設けたビザの申請規定であり、国際大会で活躍し、英国スポーツ界発展に大きな影響力をもたらす実力のある選手のみを受け入れるというシステムだ。



ダイク会長が今年5月に提案し、英国内務省と改定を進めている新規定の主な概要は以下の通り。
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【プロフィール】
藤井重隆(ふじい・しげたか)
都立駒場高校出身。大学在学時よりスポニチ通信員として稲本潤一選手の取材を中心に記者活動を開始。2006年に ロンドン大学メディア学部を卒業し、日刊スポーツ、時事通信を経てスポーツ・ジャーナリストとして欧州サッカー界に精通。在英10年では、イングランド7部でのプレーも経験し、FAコーチング・レベル2を取得。

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